私達の会社は須磨区多井畑にあります。
近くには在原行平や源義経が祈願したという日本最古の厄除の霊地、多井畑厄除八幡宮があり、古くからある村です。
さて、ニュータウンに囲まれたこの町ですが、地図を見るとなかなか怖い地名が多いです。
多井畑のタイとは傾斜地を意味し、山間の村で段々畑が多いことからきた名ではないかと思われます。「田井畑」「太井畑」ともかかれ「平家物語」にも登場します。
さて、この多井畑には多井畑村字地獄谷、黒ヶ谷、池谷、渋人谷、菅谷、東龍華、西龍華、割谷、蟻ヶ越…などという怖そーな名前のオンパレードです。
例えば、渋人谷(しぶとだに)。
この「渋人」とは、死人を意味するらしいです。
厄神も近くにあるし、昔、疫病が流行って、いっぱい人がなくなったのかもしれませんね。
平安時代、いやもっと前から続くであろうこの土地の歴史をもっと調べてみたいと思いました。