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改造すれば書斎にも!~使わなくなった押入の活用アイデア~

date_range2019-11-29
library_books リフォームその他

こんにちは。
ライフデザインの中島です。
   
今の間取りを生かしながら、
部分的に手を加えて書斎にしたい…
そんなお声をよく耳にします。
   
改修する際、家のどの部分を生かすことができると思われますか?
   
書斎へと改造できるのは押し入れです。
意外だと感じるかもしれませんが、
奥行きがあるため、押し入れは思っている以上に有効活用できるスペースです。
   
近年は生活の洋式化が進みベッドで寝る人が増えたことから、
お布団を出し入れする機会が減っているようです。
そのため、家の中で十分に活用されていないのが押し入れであるケースが多いのです。
逆に言えば、今の生活スタイルでは、
押し入れという空間はあまり使い勝手が良くないのかもしれません。
そんな古いタイプの押し入れを、自分の素敵な書斎へと変身させてみませんか?
   
今回は、押し入れを書斎にリフォームする際のヒントやアイデアについてご紹介します。
その際の注意点もご参考にチェックしてくださいね。
   
現在、「押し入れ」はどんな存在ですか?
    
新築の予定や大規模リフォームの予定はないし、
どう考えても書斎にあてる部屋はなさそう…
そんな風にあきらめている方はいらっしゃいませんか?
   
でも、ちょっと家の中を見渡してみてください。
たとえば、現在、自宅の押し入れはどんな状況ですか?
押し入れをほとんど使っておらず、
デッドスペースになっているお宅も多いのではないでしょうか。
   
寝具をはじめ、季節の衣類などが収納されているにしても、
それらはほとんど使用していない、
不要品がつまったままという場合、
きちんと整理すれば有効活用できるスペースになります。
   
必要な物と不要品をきっちり分けて、
押し入れを一掃してみましょう。
   
狭い住宅事情では、アイデアが必須です。
押し入れを片付けると、そこが素敵な書斎として生まれ変わります。
最近では、押し入れを書斎やウォークインクローゼットなどに改修することを視野に入れ、
比較的価格の安い古い物件を購入する人もおられます。
   
元々ある押し入れをちょっとしたアイデアで書斎に活用できるなら、
こんな良い手はありません。
では、あまり使わない押し入れの活用方法をご紹介しましょう。
   
押入れを書斎に! さまざまな活用アイデア
   
まず、一番手軽にできる方法しては、
押し入れの中板をデスクとして活用するパターンがあります。
押し入れの中板は丈夫でしっかりとしているため、
パソコンなどを置いても問題ありません。
お気に入りのイスをセットし、
押し入れの襖を取り除けば、
もうそれだけでミニ書斎が完成します。
そこから、押し入れの内部に好みの壁紙を貼る、
ペンキを塗るなど色々な工夫を加えていきます。
スノコのような板に色を塗り、
両面テープを利用して壁材として貼るのも素敵です。
こういったDIYは、ホームセンターや100円ショップに売っている物で実現可能です。
ちょっと上品な雰囲気にしたいのなら
ダークブラウン系のペンキで塗ったり、
元々の木の風合いを生かし、
ツヤ出し効果のあるニスを塗るのもアイデアです。
中板は横幅が広いので、
半分をデスクに、残りの半分を収納として活用することもできます。
ホームセンターで棚やボックスを購入し、
収納スペースもしっかり確保しましょう。
   
押し入れを本格的に改造するには?
    
もっと本格的なリノベーションがしたい…という方は、
押し入れの中板を取り外し、
空間そのものをイメージチェンジすることも可能です。
ただし、DIYではかなり大変なので、
じっくりと取り組む覚悟をして臨むか、
プロに依頼してリフォームするのがおすすめです。
中板を取り外し空間を作ったら、
天井や壁を好みの色に塗り替えたり張り替えたりする自由度が広がるだけでなく、
レイアウトの幅も広がります。
プロに依頼して押し入れを改修するのであれば、
天井に照明の電源を、壁面にはPCなどを接続できる電源を確保しておくと、
書斎としてぐっと利便性が増します。
配置によっては、コンパクトなパソコンデスク&チェアの横に、
ひとりがけのソファを置くこともできます。
押入れを活用する際の注意点としては、たとえば、
収納棚を作るにしても「どのような仕様にするか」を明確にプランすることが大切でしょう。
デッドスペースを作らないように、
壁面上部まで可動式の棚の収納を設けておくと便利です。

  

   
押し入れを活用する際の注意点
押入れを活用する際の注意点を以下にまとめました。
● まずは書斎の使用目的と予算を決める。
● DIYで行うかプロに依頼するかを決める。
● DIYなら、必要な物をピックアップし、作業工程表を作成する。
● プロに依頼するなら、まずは見積もりを依頼する。
  できれば複数の業者に依頼し希望を伝え、良心的な所に決める。
● 押し入れへの電気の配線を確認する。
  照明やパソコンに必要なのできちんと電気を確保しておく。
● 窓がないので喚起、冷暖房についての空調の確認。
  押し入れのある部屋に窓があり、空調が共有できるかどうかなどを確認する。
  できない場合は、空調の対策を取る。
   
基本的にマンションであれ一軒家であれ、持ち家であれば、
改修をするなど手を加えることは可能です。
コンパクトな空間の良さは、手を伸ばせばすぐに必要な物に届くことです。
押し入れはそういったスペースとしてぴったりです。
ぜひ、押し入れをよみがえらせてください。
    
押入の有効活用にお困りの場合には、是非ご相談ください。

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