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書斎は居心地の良い空間づくりにこだわりたい!最適な壁紙の色は?

date_range2020-3-17
library_books リフォームその他

こんにちは。
ライフデザインの中島です。

色の情報

人間の目から入る視覚情報のうち、
80%以上が「色の情報」であると言われています。
色はそれほど私たちに重要な役割を果たしています。
したがってインテリアと色彩の関係も大切であり、
「色が演出する効果」という一定の法則を取り入れることで、
カラー効果もその働きをうまく果たすことができるのです。

「カラー効果」を採用

変えることができない天井や床との調和を考えながら、
書斎の壁紙に「カラー効果」を採用し、
居心地の空間の完成度をさらに高めることができます。

壁紙の色選びの重要さ

今回は、壁紙の色選びの重要さを始め、
色味ごとに体と心にもたらす効果を中心にお話ししようと思います。
今回は、壁紙の色選びの重要さを始め、
色味ごとに体と心にもたらす効果を中心にお話ししようと思います

また、書斎づくりはそれぞれの目的別にカラー効果も異なります。
テーマ別に心身に効果的な壁の色についてご説明し、
最適な壁の色を選ぶ際の参考にしてみてくださいね。
     

壁紙の色選びは、こんなに重要!
     

書斎を作る際、どんな色を基調にしますか?
      

色は私たちにさまざまなパワーをくれるようです。
色彩環境によって、気持ちの在り方が変わってきます。
「落ち着きたい」
「リラックスしたい」
「集中したい」といった目的に応じて、
書斎の壁紙の色を選んでカラー効果を活用しましょう。
       

壁紙の色で部屋を大きく見せたり、
逆に小さく見せてしまうことがあります。

色には膨張色と収縮色があります。
また心理的な作用も含め、
壁紙選びはとても重要な要素だと言えます。
       

書斎を新たに設ける際、
天井や床の色は決まっていて変えられない場合もあるでしょう。
分譲マンションの場合、
天井や壁は白やアイボリーを基調としている所が多いようです。
床は、フロリーリングが主流になっています。
       

一口にアイボリーやフローリングと言っても、
アイボリーの濃淡やエンボスがあるかないかの質感等、
少しの違いで印象は異なります。
         

フローリングも、今は多彩になってきました。
木の色の濃淡だけではなく、
モダンな白色を塗った木材、
天然木の木目を際立たせたナチュラル感を演出した材質等…。
         

壁紙は天井や床との調和も大切です。
それぞれが心地いいハーモニーを奏でるように
カラーコーディネートが上手くできていると、
快適な空間が生まれます。
          

そのような配色を考慮しながら、
書斎づくりの内装もプランニングしましょう。
特に天井と床は、すでに決められていることが多いので、
今から選ぶ壁紙がとても大切なキーポイントとなります。
         

全体の調和は壁紙の色や質感で決まると言っても過言ではありません。
          

では、色味ごとにどんな働きがあるのか、
体と心にもたらす効果について確認していきましょう。
          

色の持つ効果はとても不思議です。
たとえば、同じ大きさの黒と白の丸い石を並べてみると、
同じサイズであるにも関わらず、
白の方が大きく黒の方が小さくみえてしまうのです。
そのため、碁石は、
白が黒よりやや小さく作られていると、ご存知でしたか?

白は膨張色で広く大きく見えてしまうのです。
逆に黒はしまってシャープに細く見えるのです。
        

色味ごとに体と心にもたらす効果
      

赤、オレンジ、黄などのような暖色系は、
暖かみがあり、
元気で楽しそうなイメージを演出すると言われています。
同時に交感神経に働きかけるため、
興奮色とも言われ
落ち着いた雰囲気が欲しい室内には適していません。
          

また、ブルー、グリーン、青緑、青紫などの
寒色系は冷たさを感じさせる色ですが、
副交感神経に作用するために、
落ち着ける、
冷静になれると言った効果があります。
ベージュ系や淡いグレイ系やパステルトーンもリラックスする効果があると言われています。
         



         
このような色の効果を味方に付けて
心地いい住空間に役立て、
快適なライフスタイルを
実現させましょう。
      

書斎に最適な壁の色とは?
        

書斎に最適な壁の色は、
何色が良いのでしょうか?
       

書斎をどのような目的に使うかでやや異なってきます。
書斎で、実際に書き物をしたり、何かの企画をたてる、仕事をする…と言った場合は、
想像力やエネルギー、緊張感が必要となります。
そうなると暖色系で元気な空間づくりがおすすめでしょう。
ただし、男性の書斎に壁の色をオレンジ、赤、黄でコーディネートするというのは、
取り入れにくいかもしれません。
壁紙が赤やオレンジで抵抗がない方は、
ぜひ取り入れていただきたいと思いますが、
ほとんどの男性は好まないかもしれません。
その場合は、壁紙を「無限の色」と言われている白を選びます。
「無限大の可能性を伸ばす」と伝えられています。
          

そして、カーテンを黄色にしてみるのもアイデアです。
カーテンすら目立つ色が好まない人は、
椅子に置くクッションやデスクの上に置く小物に
赤やオレンジをさりげなくアクセントカラーとして取り入れてみましょう。
また、鮮やかな黄色ではなく、
やや落ち着いたマスタードカラーや
赤よりくすんだワインレッドを
壁紙として選ぶのもおすすめです。
        

書斎では、「一人の城でリラックスしたい」という方には、
くつろげるカラーとしては
不動のベージュ系やブルー、グリーンなどの寒色系がおすすめです。
特に目が疲れている方はグリーンがベター。
森林をイメージする緑色は、
筋肉の緊張をやわらげたり、
精神的にもリラックスさせる作用があります。
        

ストレスが多く、
悩みや迷いが多い方はブルーがサポートしてくれます。
青色は、「冷静沈着」を表す知性の色です。
不安を感じる時、
決断力が欲しい時は、
冷静さを与えてくれます。
       

書斎に落ち着きや格調高さを求める際は、
壁の色にもどっしりとした安定感を醸し出す
大地の象徴であるブラウンを選びましょう。
茶色は、「信頼」を表す色でもあるため、
安心感をもたらします。
ただし、広々とした部屋でない限り、
四方を濃いブラウンで覆ってしまうと、
圧迫感が出てしまうことがあります。
狭い部屋に重厚感を出すテクニックとして、
間口の狭い方の壁2面を濃い茶色にし、
もう二面をややトーンの薄い茶系やベージュ、白にするという方法があります。
         

ちょっとした配色の工夫で暮らしに向き合う気持ちや快適度が変わってきます。
ぜひ色の効果を活用してほしいと思います。
         

適切な書斎の広さについての記事はコチラ
      

趣味や仕事に集中できる書斎の作り方の記事はコチラ



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