神戸市須磨区でリノベーションをしていますライフデザインの中島です。
季節ものの収納場所に困っている方、冬物と夏物衣類の衣替えが面倒と思っている方はいらっしゃいませんか?
また、ソファもいいけど、たまには畳でごろんとしたいと思っていらっしゃる方はいらっしゃいませんか?
今回はその2つを一気に解消できる畳小上がり収納をオーダーメードで制作したアイディアリフォームのお話です。
小上がりとは
「小上がり」とは「こあがり」と読みます。
「小上がり」とは段差で区切られたスペースのことで、「weblio辞書」によると、小料理屋などで、土間の続きに簡単な仕切りをつくって設けた小さな座敷とあります。
住宅の場合、リビングの一角を一段高くして小上がりを設置します。
畳や和室にこだわることはありませんが、畳を貼って和室にすることが一般的です。
最近では、いろいろな畳があり、フローリングなどの洋風のインテリアにあっても違和感はありません。
サイズ的には2~4.5帖くらいがベストと思われます。
小上がり収納のメリット
小上がりなので、段差にちょっと腰掛けたり、畳敷で床が固くないので、ちょっとごろんとできたり、ぺたんと座ってお子様の遊ぶスペースにしたり、お布団を敷いてお客様用の寝室になったりと用途は様々です。
椅子の暮らしは快適ですが、たまにぺたんと座ってお茶を飲むのも良いですよね。
特に、洗濯物をたたむとき、畳スペースは重宝します。
また、収納の容量は申し分ないのではないでしょうか。
オーダーメードで制作すれば、冬物、夏物衣類だけでなく、スキー板やボード、スーツケースなどの大型のもの用など、お客様に合わせて引き出しの大きさを変えることが可能です。
小上がり収納のデメリット
当たり前のことですが、段差ができてしまうので家族に小さいお子さんやご年配の方がいる場合、段差が危険になってしまう場合もあります。段差が30~40cmくらいありますので、よちよち歩きのお子様がいらっしゃるお家は少し設置を待った方がよいと思われます。
また、段差の影響で圧迫感を感じたり、リビングが狭くなる感じがする場合は、考えた方がよいと思われます。
ライフデザインの小上がり収納
通販サイトでも売っているので、買ってきてそのまま置くのもいいのですが、通販の場合、畳が収納部分の蓋になっていること(天面開口タイプ)が多いです。蓋つき収納BOXのような感じですね。ガバッと開けるので収納の中身が見やすいですが、テーブルや家具などをその都度どけなければいけません。 でもライフデザインは、プロのリフォーム屋です。使いやすいように引き出しにしました。
レールを付けて軽い力で引き出すことができます。引き出しの前後をひっくり返すことで奥と手前を入れ替えることができ、夏物冬物の入れ替えが一瞬で終わります。
こちらの引き出しにはコマを付けました。前のBOXと後ろのBOXのジョイントはコの字金具なので、使う時期によって入れ替えができます。ぱっと見ただけでは引き出しとわからないように引手は彫り込んで作成しました。
今回は収納と癒し空間を両立できる畳小上がり収納をオーダーメードで制作したアイディアリフォームのお話でした。
小上がり収納に期待する役割をちゃんと決めて、目的をもって設置するかどうか決めていただけましたら、きっととても優秀な収納になり、お家を快適にしてくれることと思います。一度、小上がりのある暮らしをご検討してみてはいかがでしょうか。
ご相談はこちら(https://www.reform-life.com/contact/)
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