私の父は工務店をしていました。その為私は子供の頃から現場について行ってました。子供の頃から物を作ることが大好きで腕を怪我してギプスで固定していても、手を動かして工作する程ずっと何かを作っていました。仕事に就くならやはりもの作りに携わりたいという思いが強かったです。
高校を出ると同時に父の仕事に本格的にたずさわるようになり、工事の最後にもう現場に父が来なくなるとお客さんが泣いているなど、父とお客様とのつながりを見て尊敬したのを覚えています。
私が20歳の頃、阪神淡路大震災で、色々な現場に携わり 大変な時でしたので、父も見積り金額に利益をのせなかったことで 支払いに追われ行き詰まってしまい続けられなくなってしまいました。その様な事を傍で見て、仕事なのだから お客様にも喜んでもらい自分も喜べるようにしなくてはいけないと思い、父の意志を受け継ぎながら行動するようになりました。